会社概要

明治42年創業はちみつ一筋
今も昔ながらの養蜂を続けています。

宮崎から沖縄・青森・北海道　大型トラックで移動しています。
西澤養蜂場の養蜂部の拠点は、宮崎県宮崎市高岡町。
花の開花時期に合わせて宮崎より大型トラックに約500箱の巣箱・ミツバチを載せて青森、北海道へ移動しています。
長い移動はミツバチにとってストレスになるため、宮崎－青森間の約30時間の移動ではドライバーが３交代でトイレ休憩以外はノンストップで移動しています。

養蜂は農業と同じ自然が相手

養蜂は農業と同じ自然相手の仕事です。

現場ではまず草刈整地し、重い巣箱をかついで並べていきます。
花が咲いている期間は１年のうちわずか10日ほどの短い期間。
養蜂部は最高の状態ではちみつを採集するために、気温や日照時間、花の開花状況、蜜の吹き具合を見極めます。
その判断は長年培ってきた経験によるものです。
早朝３時に起床、ミツバチが活動を始める前、まだ暗いうちに採蜜作業を行います。

熊にスズメバチ
常に危険と隣り合わせです。

西澤養蜂場が巣箱を置くのは人里離れた山の奥。このような場所は人の手が入っておらずいい花が咲きいい蜜が採れます。
しかし自然環境の良い山奥は熊の住みかでもあります。
これまで何度も巣箱を熊に襲われました。
また、人間も刺されたら死んでしまうこともある凶暴で危険な蜂、スズメバチから巣を守るのも養蜂部の仕事です。
ミツバチとはちみつを狙い、巣を全滅させてしまうこともあるため放っておけないのです。
養蜂の仕事は自然と共生して生きていくことの難しさを教えてくれます。